接着芯がうまく貼れないのはアイロンのせい?

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このところ、接着芯スランプでした。

 

これまでは、あまり接着芯を使うことがなく、せいぜいポーチの補強か、お洋服の見返し部分に使う程度。

 

でもここ数年、少しづつオーダー品をお作りするようになり、手提げバッグのようにやや面積の広いパーツに接着芯を貼る機会が増えました。

不織布の手に入りやすい接着芯を使うことが多いのですが、生地によってはなかなかうまく貼り付けられないことが・・・。

説明通り、中温設定で15秒くらい押し付けるように隙間なく貼り付けていく、というのを守っているつもりなのですが、なぜかムラが出て貼り付いていない部分があるのです。

特に薄手の生地の場合、表面がポコポコと浮いたようになってしまい使えなくなってしまうことも。

なんとか貼り付けようと何回もアイロンを当てるとノリが溶けすぎて逆に剥がれてしまったり、シワシワになったり。

 

安価な接着キルト芯を使った時に貼り付けに失敗したことがありました。

だから、接着芯の種類を変えた方が良いのかと思いネットで探してみるも数が多くて断念・・・。

いつもの接着芯はそんなに悪いものではなさそうだし。

 

深みにはまる一方でした。

 

接着芯の貼り付けって意外と時間もかかるし、体力も使うので、失敗してしまうと本当にがっかり!

一気にやる気がなくなってしまいます 😥 

 

 

ふと、今使っているアイロンのスチームの穴ってどうなの?と思いました。

改めてネットや本で調べてみると、やっぱりスチームの穴でムラになることもあるらしい・・・。

そして、アイロン台も脚付きのものは力をかけすぎると真ん中がしなったりしてあんまり良くないらしい・・・。

うちのアイロン台は舟形の脚付き!

うーん、それが原因なのでしょうか。

 

使っているスチームアイロンも大分年季が入っていて(結婚当初からのです。物持ちいい!)調子もあまり良くなかったので買い換えることにしました。

スチームじゃないアイロンがいいかと思い探してみると意外とスチームじゃないアイロンというものが無い。

パナソニックかDBKしか出てこない 😀 

私はDBKを購入しました。ちょっとお手頃だったので。

 

 

 

で、アイロン台も新しく、山崎実業のアルミコートを購入しました。

(ブラックもかっこいいですね!)

 

 

それから、手芸サイトや生地屋さんなどでもオススメされていたアイロンカバーも購入。

当て布不要で、アイロンも汚れから守ってくれます。

 

 

 

さて、これで準備万端です。

早速、薄手のブロード生地に接着芯を。

アイロン台を床に置いて、体重をかけるようにして慎重に貼っていきます。

するとなんか、くっついてない・・・。

アイロンカバーをつけると中温設定では低すぎるようです。

 

高温にしてやり直してみると、ピタッとつきました。

しかもノリが溶けすぎたりもしていない。隙間もない!

そういえば、今までのスチームアイロンはコードレスだったのでアイロンの温度が下がると元に戻して待たなければなりませんでした。

ドライアイロンは有線なので温度が下がることがなく、最後まで一気に貼り付けることができるのも良いのかもしれません。

 

そして、アイロンカバーが思った以上に優れものでした。

高温設定でも、温度を和らげてくれるのでいきなりジュッとなるのを防げるし、アイロンの汚れも防止できる。意外とベタベタがついてしまうんですよね・・・。

当て布と違ってアイロンにくっついているので、かけているものが見やすい点も良いです。

アイロンカバー、オススメです。

 

今のところ、順調に接着芯を貼り付け続けています 🙂 

 

接着芯スランプから抜け出したまとめ

スチームの穴のないドライアイロンに変えた
アイロン台を平型の卓上タイプに変えた
アイロンカバーをつけた

 

それから、接着芯を探している時に、リバティプリントのような薄手の生地に最適な接着芯というのを見かけて。

「ダンレーヌ」という接着芯ですが、いつかそれを試してみたいなと思っています。