洗面台から水漏れ!自分でなんとかできる?

DIY

夏の終わりのある日・・・突然、洗面台の前がびちゃびちゃに濡れているのを発見。

 

水をこぼしたままいなくなったの誰 😡 ?!

とプリプリしながら雑巾で床を拭こうとして「あれ?」と思いました。

扉のところから水が滴り落ちてきてる・・・。

イヤな予感・・・。

扉を開けてみたら洗面台の下の収納部分がすでに水浸しに!

我が家の洗面台は、蛇口(吐水口ヘッド)を外してホースをビヨーンと伸ばせるタイプ。

ホースは洗面台下のプラスチックの水受けの中に収まるようになっています。

よく見るとその水受けがすでに満杯になっていて、そこから水が溢れていました。

 

ガーン!いつから?

 

慌てて中に収納しておいた物を出して、水受けを外し満杯になった水を捨てて、雑巾で何度も拭いて・・・。

収納しておいた物はプラカゴに入れていたので被害はなし。

洗面台下の木は水に浸ってしまいちょっとフニャフニャに⤵︎

 

とりあえず、プラスチックの水受けを元に戻し、いらなくなったバスタオルを敷いて様子を見ることにしました。

数日経つと少しづつですが、確実に水受けに水が溜まっていきます。

水を出すときに蛇口からしてくる変な音も気になりはじめました。

レバーをあげるとブシュブシュと小さな音がしてほんの少し間が空いてから水が出てきます。

やっぱりホースのどこかから漏れている様子・・・。

 

ザバザバ漏れてくるわけではないので、当面は水受けの半分くらいまで水が溜まってきたら捨てるという作業をしながら洗面台を使うことに。

水漏れだよ!と言ってるのに、人ごとのような夫と息子にちょっとイラっとしつつ 😥 どこに修理を頼んだらいいのか悩みました。

 

そういえば、ご近所のお友達もちょっと前に洗面台のホースが水漏れしたと言っていたんだった!と思い出して、早速どこに修理を頼んだのか聞いてみました。同じ住宅地なので洗面台も同じなのです。

お友達宅は、水漏れを発見した日に、よくマグネットの広告が入ってくる地域の水道修理屋さんみたいなところに連絡して来てもらったとのこと。

でも、何かが特殊でその修理屋さんでは直せないと言われたそうなのです。

「結局メーカーに電話して直接部品を送ってもらったから部品代だけで済んだよ〜」と教えてくれました。

それじゃ、自分で直せるのか・・・?

 

ここからは、自分修理の記録です。

間違っていることもあるかもしれませんので、ご参考程度にお読みいただけたらと思います。

 

 

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メーカーホームページで部品を探す

我が家の洗面台の内側を見るとシールが貼ってあり「松下電工株式会社 GQU9・・・(アルファベット長い⤵︎)」とありました。

もう13年くらい前のものなので松下電工って書いてある。

今はパナソニックなので、早速パナソニックの部品を取り扱っているハイ・パーツショップのページで洗面台を検索してみました。(ハイ・パーツショップではいつも浄水器のカートリッジを頼んでます 🙂 )

 

洗面ドレッシング → 洗面ドレッシング水栓金具・排水口部品検索システム → 本体品番で検索

「GQU」のボタンを押すと、目が痛くなるくらいびっしり品番が並んでる画面になり、

なんとかその中から同じ番号を見つけ出して、ポチ・・・。

 

「生産終了」

 

ガーン!

 

しかも、、、「*シャワーホースの交換は、お客様ご自身ではできません」

 

ガーン!

 

でも、お友達宅はつい最近、取り寄せしたはずなので、電話したら送ってもらえるのかも・・・。

 

パナソニックのハイ・パーツショップに電話してみるとやっぱり、「お客様ご自身での交換ができないタイプなのでホースの販売はしておりません。修理にお伺いいたします」とのことでした。

修理を依頼するとだいたい14,000円〜19,000円くらいと言われました。結構かかるなー⤵︎

でも、頼めば翌日にでも来てくれるみたいでした。

水道とシャワーホースのつなぎ目部分にワンタッチジョイントがついているタイプなら自分で交換できるらしいのです。

うちのはナットタイプでした。

 

アマゾンとかで売ってないのかな?と調べてみるも、どこの番号を確認すればいいのかがよくわからない⤵︎

品番を調べたいと思うのですが、そもそも品番というのが、洗面台の品番、それについている水栓一式の品番、そしてそれぞれのパーツの品番と色々あってややこしい。(しかも元々の品は廃番だし)

説明書を探したけど、洗面台の説明書が家にありませんでした。(キッチンのはあったから初めから無いのかも)

 

お友達宅も同じ洗面台なのになーと思い、確認してみたらやっぱり同じナットタイプ。

旦那さんがメーカーの部品担当みたいなところを調べて電話し、品番を伝えて該当するホースを直接着払いで送ってもらったとのこと。(←旦那さんが全部やってくれてる 😥 )

「かなりやりにくかったみたいけどダンナがなんとか付け替えてたよ〜」と・・・。

えらい!うらやましい・・・。旦那さん大活躍だね(ToT)!

 

部品担当ってハイ・パーツショップじゃないのかい?と思いましたが、また旦那さんに聞いてもらうのも悪いので「もう一回電話してみるから大丈夫〜」と言ってしまいました 😆 

 

うちは、こういうことは夫に相談してもダメなのです⤵︎

(ネットもあまり見ないし、こまめに調べたりすることも好きじゃないし、不器用なので修理も無理!)

とにかく私が全部やるしかない 😥 

 

修理は頼めばすぐに来てくれそうだから、ちょっと考えよう・・・と少し放置してみました。

 

しばらくすると息子は水を捨ててくれるようになっていました・・・   😆 

メタルホース単品の商品番号が知りたい

だんだん、水が溜まる速度が速くなって来て、さすがにもう限界かも、と感じていました。

水漏れに気がついたのは夏の終わりだったけど、もう冬だし。

修理頼むしかないか、と思いつつもホースさえ見つかれば自分で直せそうな気がして、ダメ元でもう一度品番を調べてみることにしました。(あきらめ悪い 🙁 )

 

ハイ・パーツショップで検索した時に、うちの洗面台に適合する代替水栓の品番があったのでその水栓一式の品番+ホースと入れてみるとそれっぽいメタルホースの画像がいくつか見つかりました。

見つけたメタルホースの品番を探して逆に適合する水栓を調べたり色々検索を重ねていって、なんとか代替水栓に適合するメタルホースにたどり着きました。

そのホースの品番で検索して、ようやく楽天市場で該当のメタルホースを販売しているお店を発見したのです!

これなら多分うちの洗面台につけられるはず!

初めからもっと真剣に探していたら見つかったかも・・・ 😐 

 

水漏れ部分の確認と、ナットを自分で外せるか確認

早速注文!のその前に。

水漏れ部分がどのあたりなのかと、つなぎ目ナットを自分で外すことが出来るのかを確認しておくことにしました。

 

まず、水漏れ部分。

ホースを伸ばして水を出してみると、吐水口ヘッドとホースのつなぎ目あたりから水が滴っているのがわかりました。

 

吐水口ヘッドを取り外して、付け直してみても水漏れ具合は変わりませんでした。

洗面台の中のナット近くのホースから水は出てきていないので、水漏れは吐水口ヘッドとのつなぎ目あたりということがわかりました。

 

そして問題のナットが外せるかどうか。

ナット部分を外すのは確かにすごく困難でした!

元栓を閉めて、さて、と思っても覗き込んでいる状態では手が届かない。

左側の引き出し収納の出っ張りや、洗面台の底の丸みに邪魔されて直接手を伸ばせない。

洗面台の中に仰向けに寝転がるようにして手を伸ばせばなんとか届きそう。すっごく力が入れにくいけど⤵︎

それでも、仰向けになって上に手を伸ばしてホースとナットのつなぎ目部分を出来るだけ手前に寄せながらどうにか外せました・・・。やったー。

そしてまた元のようにつないでナットを締め直して水を流し、ナット部分からは水が漏れていないことを確認。

 

これならなんとかいけそう。

ようやく、注文です。

 

メタルホース注文、いよいよ交換

今回は、楽天市場の住器プラザさんから購入しました。

商品は夕方に注文して翌々日には届きました。早くて助かりました。

 

使った道具はモンキーレンチとペンチです。

 

以前、浴室のシャワーも水漏れを起こして新しいシャワーヘッドとホースに取り替えたことがありました。

その時に、いろいろな大きさのナットに対応できるモンキーレンチをホームセンターで購入しました。

水栓用には、水栓プライヤーまたはウォータープライヤーという専用のプライヤーがあり、そちらの方が力も入れやすくてナットを傷つけることもないそうですよ!

ペンチは、ホースが洗面台の方に伸びすぎないようについていた金属のストッパーを外すために使いました。

 

元栓を閉める

水と湯両方の元栓を閉めます。

 

洗面台下のナット部分を外す

水道とホースのつなぎ目のナットを、レンチを使って外します。

溜まっている水が出てくるので容器やタオルを敷いておきます。

ストッパーがナット部分から何センチくらいのところについているのか計ってから、外しておきます。

 

洗面台からホースを引き出す

ストッパーを外したら、ホースを洗面台の方から引き抜きます。

吐水口ヘッドを外します。

 

新しいホースを差し込む

ホースと吐水口ヘッドのつなぎ目にある袋ナットは外して新しいホースに取り付けます。

 

吐水口ヘッドを取り付けたら、洗面台の中にホースを差し込んでいきます。

元の位置と同じ場所にストッパーをつけます。(新しいものはプラスチックだったので手でつけられました)

 

水道とメタルホースをつなぎ、ナットをしっかり閉めて完了!

水栓を開けて水を通し、どこからも漏れがないかを確認します。

 

最後に・・・かかった費用と感想

水漏れから数ヶ月、年が明けてからやっと直すことが出来ました。

ようやく普通に洗面台が使えます。

左側が古いホースです。

メタルホースの中のホースが劣化して水漏れする、とネットで見ました。

中をのぞいてみるとメタルの中に水色っぽいホースが入っているみたい。

でも、どの辺が劣化してるのか私はよくわかりませんでした。

吐水口のつなぎ目あたりがちぎれたのかな?下の方は漏れてこなかったから。

 

13年も経つと部品を買うのも大変になってしまうんだなと思いました。

洗面台は、まだまだ使えるのにな。

 

今回、私はなんとか自分で修理することが出来ました。

でも、部品を探し当てるのにとっても時間がかかってしまいました。

修理を頼んですぐに直してもらった方がよかったかな?・・・なんてちらっと思ったりして。

よく行くホームセンターでは専門の方も買いに来るくらい色々な部品を扱っているので、ホースを持っていって聞いてみてもよかったかもしれません。

 

そして、メーカーでは自分で修理できないタイプとなっていますので、自分修理は自己責任で、ですね。

得意な方なら簡単にできるとは思いますが。

今後、何か不備が出てくるかもしれないのでしばらくは水漏れチェックして様子を見ていきたいと思います。

今の所は水漏れもなく、水を出す際に変な音もしなくなりました。

 

 

費用はメタルホースとストッパーの購入代金、送料を合わせて6千円かかりませんでした。

反省点もありますが、一応自分で出来たし、半額以下で済んだので「よし!」とします。

 

ほぼノータッチだった夫への不信感だけが残る  😥 

もうちょっと自分の家を心配してねって思います。

私が自分で修理を済ませたことはまだ告げていません・・・  😆 

 

ちなみにキッチンの流し台のシャワーホースはワンタッチジョイントタイプでした・・・。

洗面台も同じ仕様にして欲しかったなー。